東大の英語は難しくないらしい? 受験勉強の合間にどうぞ

受験英語の悪魔

I have a pen. 私は、持っている、一つの、ペンを。

これから教える気持ちはわからないでもないけど、学校の英語は話すための英語教育、生きてゆくための英語教育にはなっていないよね。今、変わろうとしているらしいけど。

試験で点数評価するには、文法やら、普通の人は読まないような文章やらが問題に出され、それらを勉強せざるをえなくなる・・・。そうすると、英語の試験はできるけど、英語を話せず利用できない・・・。受験英語は悪魔!だね。

 

とはいいつつ、受験勉強しているのであれば、その目的のためにはやむをえない! 英文法や過去問への慣れは大切だから、がんばってね!

 

東大の英語

難しい英語といえば、上智大学や慶応大学あたりで、東大はそうでもないという評判。

実際に少しだけみてみたところ・・・。

単語は難しくない。読解も難しくない。文法は難し~い。というのが感想。

文法問題は慣れも必要かな。

 

例題(2011年度)

文法上取り除かなければならない一語はどれか?

Science sometimes simplifies things by producing theories that reduce to the same law phenomena previously considered were unrelated - thus clarifying our understanding of the apparent complexity of the universe.

 

答え(すぐに見ること禁止です!)

まず、訳です。適度に前の言葉から訳していくようにしたつもり。

科学は、ときおり、物事を単純化する。それまで無関係と考えられていた現象を同じ法則に集約する理論をつくることによって。そして、一見複雑に見える宇宙についての私たちの理解を明確にする。

文の構造は、

1) Science sometimes simplifies things

2) by producing theories

3) theories that reduce to the same law

4) phenomena previously considered unrelated

5) thus clarifying our understanding of the apparent complexity of the universe.

 

3) theories が先行詞になっている。ポイントの1つは、reduce A to B の構造が、どういうわけか reduce to B A になっているという点を見抜けるか? law phenomenaという言葉ももしかしたらありそうにもみえるけど、文の意味がわからなくなる。

4) 2つ目のポイントが、considred unrelated という過去分詞による後ろからの修飾に気がつくか?

 

取り除くべきは were でした!

Amyはこれは正解でした! へへへ。

たしかに文法力がないと解けないし、試験の目的では良問なのかな。

どこかおかしいなと思うなのはAmyだけでしょうか?

 

Amyでした。

それではまた。