英文会計基礎講座(2)ー 仕訳?から財務諸表?まで

仕訳?から財務諸表?まで

簿記とは、会社または個人が、お金やものの出入りを記録するための方法 でしたね。お金のやりとりや取引のある都度、記録をつけていき、ある期間でどれだけ利益がでたか、ある時点でどのような財産があるか。大切だよね。

 

ところで、Amyは、会計についてはプロなみです。だからといって、なんでも知っているわけではありませんけどね。

 

簿記(複式簿記といわれることもありますが、同じです)では、ある取引を記録するのに、下記のようなテクニックを利用します。

  • 取引ごとに、その取引によりどのような評価・集計が必要となるのかを、原則として横1行で示します。これを「仕訳(しわけ)」、accounting entry または accounting journal と呼びます。
  • 仕訳の左側の記載を「借方(かりかた)」 Debit、右側を「貸方(かしかた)」Credit と呼びます。いわゆる専門用語であり、なぜそう呼ぶか理由は覚えていません。知る必要もありません。
  • 資産、負債、収益、費用などを、もう少し具体的な内容により区分して「勘定科目」Account ごとに集計します。
  • 勘定科目ごとに集計した帳簿を、「総勘定元帳」General Ledger とか「(補助)元帳」Sub Ledger と呼びます。
  • それらを集計した結果として、ある期間でどれだけ利益がでたかがわかる「損益計算書」が作られます。英語では、Profit and loss statement または Income statement または Result of operations と呼ばれます。
  • また、ある時点でどのような財産があるかがわかる「貸借対照表」、Balance sheet が作られます。

 

貸借対照表損益計算書が、もっとも基本的なデータで、「財務諸表」Financial Statements と呼ばれます。財務諸表には、制度により、資本変動計算書やキャッシュフロー計算書を含むことがありますが、とりあえず今は覚えなくても大丈夫です。